黒いガルバリウム鋼板の外壁と木製の窓とのコントラストが特徴
都心の住宅地で斜線制限の厳しい土地を、片流れの屋根を掛けて有効に利用している
所在地 | 東京都 |
工 法 | 木造軸組二階建 |
用 途 | 住宅 |
竣 工 | 2007年4月 |
道路より見上げる
ガルバリウム鋼板のサイディングに木製サッシを取り付け、
バルコニー横のルーバーから風を取り込める。
正面
北側斜線をクリアして、小屋裏収納を利用する為、片流れの屋根を採用した。バルコニーの壁は床から1.5mあり、内部の様子は外から全く分からない。
リビングよりバルコニーを見る
バルコニーの窓は、木製防火サッシの両引き分けで全開口できる様になっており、開けるとバルコニーとつながって大きな空間になる。
壁面収納
壁面は全て収納スペース等に利用されている。扉の面材は、壁と同じに見えるように仕上げており、閉めてしまうと収納扉としての違和感はない。
リビングよりキッチンを見る
キッチン奥の窓からは裏の公園が見える。吊戸棚を無くして、リビングと一体の空間としている。小屋裏に行く階段もストリップ階段にして部屋の中に取り込んだ。床材に合わせて赤茶の色で木部を統一。
お酒の陳列棚
お酒好きな施主用の陳列棚。ガラスのカウンターを敷いて、中を赤ペンキで塗り上部に照明を仕込んである。
トイレ手洗い
2階は間仕切りのない大きな空間にしたい為に、壁面収納の一ヶ所をトイレにした。閉めてしまえばトイレのドアは壁の一部に。手洗いはイタリア製のガラスのボールがついた洗面器。
玄関アプローチ
黒と白のタイルでアクセントを付けた。夜は滑走路のようにしたいからとLEDの青い照明が埋め込んである。