3匹の熊の家
異なった形の屋根が重なった不思議な建物
所々に使われている赤と緑の屋根が竜宮城を思わせる
所在地 | 東京都 |
工 法 | RC+大断面集成材地下一階、地上二階建 |
竣 工 | 2008年3月 |
全景
池のある庭を囲むようにして配置された建物。
赤、青、黄色など様々な色で塗られた窓が目を惹く。白く塗られたウッドデッキの物干し場には電動のオーニングが掛る。
正面玄関
幾重にも重なり合った屋根がポイント。夜は、ステンドグラスから漏れる光が幻想的。外壁は何種類か使っているが、メインは珪藻土の左官仕上げ。
玄関内部
天井の高い玄関ホール。壁をくり抜いたような開口に付けられたステンドグラスからの光が美しい。天井は唐松の板貼り。外の庇が中までつながっているようなイメージになっている。
図書室外観
黄色いドイツ壁で仕上げた外壁に、白く塗った木製窓を組み合わせた。アイアンの手すりもアクセントになっている。植栽で隠れているが、丸い庇が付けられている部分は、地下に行く階段。
地下室入口
地下に下りて行く階段。狭くて不思議な場所。こんな所がある事がとても楽しいです。
遊戯室
広い空間に、腰屋根の窓と庭に面した窓からの光が気持ちいい。右上に見えるのはキャットウォーク。奥には和室が見える。その上に見える窓は、機械室を兼ねたロフトのもの。
ゲタ箱
下駄箱の上の卵型窓には、淡い色のステンドグラスが入っていて楽しいが、この窓を造るのには大変な苦労が・・・。内部の壁は珪藻土。
トイレ
なぜトイレにステンドグラス?
「毎日使う場所だからこそ飾るべき」という考えから。レトロな丸いモザイクタイルの手洗いとよく合っています。