敷地は条件的に厳しい旗竿形
密集した住宅街で、いかにして光を取り入れながら
プライバシーを確保するかが大きなテーマでした
所在地 | 東京都 |
工 法 | 木造軸組工法 |
用 途 | 住宅 |
竣 工 | 2008年12月 |
玄関アプローチ
旗竿状の敷地をいかに有効に使うか考えた結果、丸い柱に支えられたキャノピーを造った。
クラッシュタイルの壁と丸みを帯びた柱が特徴。
玄関
雨でも濡れない玄関ポーチ。
床はヨーロッパの石畳風に仕上げた。玄関ドアは木製の防火ドアでアイアンの取手、鋲、ノッカーの装飾がポイント。
リビングの吹き抜け
南側の光を確保する為、壁を斜めにした事で、明るい光が差し込む。壁に見える丸い窓は船舶用の円窓で部屋からリビングが覗ける。
玄関ホールのステンドグラス
玄関の吹き抜け上部の木製サッシの内側に、青い鳥をイメージしてデザインしたステンドグラスをいれた。2階から階段を下りてくる時によく見える。夜は、吹き抜けの照明に照らされて、道路からの眺めがとても美しいです
キッチン
キッチンとリビングを分けるRのさがり壁。
対面カウンターにはデザインタイルが貼られている。
壁は珪藻土、床はチークのフローリングで仕上げた。
TV台
壁の珪藻土を塗りこんで丸く仕上げた階段や造り付けのTV台。階段の下は収納になっており、棚の横のドアから入ることができる。
洗面化粧台
人造大理石カウンターをのせて、モザイクタイルを貼った洗面化粧台。
収納の扉は米松の無垢板。
階段
当初より、施主が希望していたR型の階段。
杉の厚板を使って造った。段板合わせで壁を立ち上げ、珪藻土を塗りこんだ。
杉板は上り下りの時の音も小さく、足にも優しい。