あきる野T邸

あきる野T邸

和風住宅が好きな御夫婦の為の家
北側に川が流れており、とても良い景色が広がっているという敷地条件で、北と南を逆転させたようなプランの住宅になりました。

所在地 東京都
工 法 木造軸組二階建
用 途 住宅
竣 工 2012年4月

 

北側外観

木製のルーバーがデザインのポイント、白い外壁とのコントラストが美しい。
屋根は日本瓦とガルバリウム鋼板を使い分けてモダンな感じにしています。

 

 

玄関ホール

玄関を入ると和室の格子戸が目につきます。二階に上がるオープン階段と床の色を合わせて民家風な内装に仕上げています。和室の扉を開けておくと裏庭まで見えるので、明るい解放的な玄関になりました。

 

 

和室

建具は青い和紙調のクロスで仕上げ、赤く塗った丸い飾り棚をポイントにしています。東面の壁は仕上げを変えてケイソウ土のクシビキ仕上げとし、銅板で製作した飾り棚を取り付けました。

 

 

リビング

二階をリビングとしたので天井を屋根勾配に合わせて高くし、高窓を付けて解放感を上げています。天窓から入る光は北側向きのリビングとは思えないぐらい明るいです。

 

 

トイレ

木製のカウンターに陶器製のボールを入れて、手洗いを造りました。腰壁部分に朱色の和紙調クロスを貼って仕上げています。

 

 

バルコニー

北側に広がる風景を楽しみたいという事で北向きのリビングと、一体で使えるバルコニーをこの家の中心としてプランしましたが、こちらの土地では成功したと思います。川越しに見える街の灯りがとても美しく、春には桜も綺麗です。